店長のこだわり&キノコについて

創士庵は平成8年秋に、日本では珍しいきのこ料理専門店としてオープンしました。
美味しさと健康をいっぺんに味わっていただくのは、きのこ料理が最適のようです。
今日まで本当にたくさんのお客様の笑顔をいっぱい見てこれた私達は幸せです。
日本ほど多様なキノコを食べる文化をもつ国は他にないそうです。
最近になって、キノコの薬効がようやく注目されてきましたが、キノコの持つ不思議なパワーにはまだまだ謎が多いようです。
その不思議な力を美味しく提供するのは当たり前。
私達は、美味しいきのこ料理を食べていただくことを通して、お客様に健康で幸せな気持ちになってほしいと思っています。
これからもキノコをいっぱい集めてきて、とびきり美味しい料理を一生懸命作ります!

創士庵オーナー 西野由紀子

日本人+きのこ+効能
究極の自然・きのこを食べる

みどりの森と、そこに住む様々ないのちを、そっと優しく抱きとめるきのこたち。そんな大型菌類・きのこの重要な役割に人々の注目が集まりはじめたのは、ほんの数十年前のことです。
きのこ食とは、まさに自然の不思議そのものを味わうことなのです。ところが、全ての価値を太陽系熱エネルギーに置換する私達の科学は、きのこの不思議なパワーを測るものさしを残念ながら持ち合わせておらず、ファイバー(繊維)食品くらいにしか考えてきていませんでした。しかし、近年きのこの研究が進み、難病とされるガンやエイズ、肝炎、生活習慣病といわれる、糖尿病、高血圧、アトピー、などに免疫治療として効果が認められるようになりました。
自然のエキスであるきのこは加工食品で食べるよりも、きのこを熟知した料理人の手で美味しく食べる方が体に良さそうな気がします。
日本のきのこ食は、縄文期にまで遡る事ができるそうですが、文献に残るものの代表は、松茸、しめじ、平茸、なめこ、えのき、きくらげ、舞茸、そして椎茸です。ササクレヒトヨダケ、マッシュルーム、ポルチーニ、ハタケシメジはアジアやヨーロッパの食文化を採り入れたもの。山伏茸、花びら茸は美容・健康ブームで登場してきたもので、中国の皇帝料理の衣笠茸と同じルーツをもちます。これらは、長年にわたりそれぞれの食文化の中で洗練を加えられてきたものばかりです。
きのこになじみの薄い人にとっては未知の食材の魅力が直接体験でき、きのこに精通した人にとっても美味しさに喜んでいただける。そんなきのこ料理をこれからも作り続けたいと思っています。

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